台湾バンドElephant Gym(大象體操)の洒脱さに没入するワタシ
今の寒い時期、ぐてぇ〜っと仕事に疲れて帰ってきた後、熱い風呂に入ってから布団に潜り込むのが好きで、ほどよく温まった身体と布団の温もりに包まれてまどろみながら音楽を聴いています。
そんな中、ふと台湾のバンドに焦点を当てて探したところ「コレは!」と言うものに出会ったのでご紹介。
一期一会、鉄は熱いうちに打て!
大象體操ElephantGym _ 月落moonset【Official Music Video】
Elephant Gymは台湾の南部、高雄市出身の3ピースバンド。
ジャンルとしてはマスロックに分類されていますが、昨今のバンドに倣い、一様に一ジャンルに問わられない作風が持ち味です。
台湾のバンドって一時期「台湾インディー」と言う名のムーブメントの元、それなりに日本でも紹介されたんですが、「台湾インディー」に括られるバンドは基本的に90年代末~00年代初頭のオルタナバンドに影響を受けたバンド(ナンバガ・SUPERCAR、欧米で言うとSonic youthなど)が多くいて、上記バンドの持つ"清涼感"、"浮遊感"が好きな人には刺さりまくるメッカみたいな国なんですよ。
Elephant Gymはその中でも、どちらかと言うと清涼感より浮遊感を重視したバンド。
変則的にうねるベースラインに手数の多いのドラムが巧く絡み、そこにジャキジャキと耳触りの良いギターの音ががそれはそれは心地の良い。そして何と言ってもオシャレ♬
曲によってはそのまま心地よく眠り埋没していけること請け合いです。
Elephant Gym - Finger | Audiotree Live
元々はインストを主体としたバンドですが昨今はゲストボーカルを招くなどして曲を発表しており、そのボーカルによって全く作風が異なるもの彼らの作曲能力の高さが伺えます。
昨年はアメリカ公演、つい先日は日本でのワンマンを行い、東名阪3公演をsold outと紹介せずとも売れっ子な彼ら。
惜しむべくは、この後半年間の充電期間に入るとの事で、知るタイミングを逃したこと。
いやはや自分を悔やむばかり。
大象體操ElephantGym _ 半個Half【Official Music Video】
実は来月台湾に遊びに行く予定だったので、九份などの有名どころの観光地を周らずに現地のCDショップを回る予定に急遽変更。せっかくの海外なのにやってる事が日本にいる時と変わらないような気もしますが、好きなバンドのCDを現地で探すってのもそれはそれでオツなのでは?
2020年最初から良いバンドに巡り合えたので幸先の良いスタートを切れました!
今年も心に刺さる音楽に多く出会える年にしたいものです。