electricalな、あまりにelectricalな

個人的に気になったバンド、楽曲などを紹介していく予定です。

LIKE A 70’S ROCK…GRETA VAN FLEETにニヤケろ!

タワレコの視聴機でニヤケながら音楽を聴いているオッサンがいても、「キモッ」とは思ってはいけません。

いや、最悪思うのはいいでしょう。認めましょう。純粋にキモイです。

だけど、その姿を写メにしてSNS等に拡散し、

 

「#このおっさん超キモイwww」

 

みたいなタグ付きで紹介しようなどとは決してしてはいけない事。ホントダメ、絶対。

 

キモイのはオッサン自身分かっています。

けどしょうがないじゃないか。何の目的もなくCD屋を巡ることのでしか休日を過ごせない俺のようなオッサン、いや他多数存在し得るオッサン達を代表して宣言するけれど、前知識ゼロで初めて聴いたバンドのCDが当たりだった時の悦びはそれはそれは計り知れないもんなんだよ!頬ぐらいニヤケるわッ!

 

と自己肯定と言い訳の前置きをズラズラ書いて紹介したいUSバンド、GRETA VAN FLEET。

 


Greta Van Fleet - Highway Tune

3兄弟(内上2人は双子)+1というバンド構成のアメリカ、ミシガン州出身の平均年齢19歳。

いや、この年で~とか書くのホントオッサン臭いからかそれは割愛。

 

聴いて分かる人はスグ分かりますが、すげぇLed Zeppelinです。ホントありがとう。

Vo.Josh Kiszkaのハイトーンボイスは往年のRobert Plantのソレ。

曲自体もバシバシ影響受けてることを感じさせるリフやキメの応酬でたまらず笑いがこぼれます。

勿論Zeppelinだけではなくその他多くの今ではクラシック・ロックと呼ばれるようになってしまったバンドの特徴などを色濃く出しています。

 


Greta Van Fleet: “Flower Power” - Last Call with Carson Daly (Musical Performance)

(Vo.の立ち方、手の振り方は完全にPlantの影響受けまくっててオッサンのニヤケポイントです)

 

彼らは親の影響で60~70’S ロック・ブルース等に傾倒し、2012年にバンドを結成。

昨年アメリカでEPを発売し、数ある若手バンドの中でも注目されているバンドの一つとして数えられています。(まぁ、そうでもなければタワレコの視聴機に入らんわな)

 

2018年はアメリカ他、各主要都市をまわる世界ツアー(フェス参加を含む)が予定されており、日本にも今年のサマソニに出演予定が決まっています。

 

回顧主義的ににも感じられるかもしれないけど、こういう音が堪らない人には確実にハマる曲を作ってるバンドGRETA VAN FLEET。

最近70’Sの音楽に傾倒したバンドがちょくちょく出てきているので色々と聞いているのですがその中でもガチっとハマったバンドかなと思います。(THE STRUTSはグラム寄りだし、BLUESPILLSほどいい意味で落ち着いてないのも良い。)

 

こういうのに出会いたくてまたCD屋に通っちゃうんだろうなぁ…あーキモイキモイ…

From the Fires

From the Fires

  • Greta Van Fleet
  • ロック
  • ¥800

 

 

koochewsen、新たな"戦"場へ……配信限定シングル「ヴィーナスの恋人/深海魚のマーチ」review

クウチュウ戦がkoochewsenへと変わりったり、由美子が匠杜に変わったりとこの数ヶ月の間にkoochewsenを取り巻く環境はファン内でも大きく変わったように見える。

「個性がなくなった」
「迷走してる」

そんな言葉もネットを見れば彼方此方と顔を出す。

Twitter上でVo.リヨは""である必要は無くなったと応えていた。勝ち負けの、その先を越えた先の音楽をしたいと言う。

そんなkoochewsen第1弾となる配信限定シングル「ヴィーナスの恋人/深海魚のマーチ」を聴いてみた。
その先の音楽とはどんなものなのか?それを確かめてみたい。



Koochewsen - ヴィーナスの恋人 Lover from Venus

今作表題曲である「ヴィーナスの恋人」は、「愛のクウチュウ戦」で顕著となったAOL的部分を残しつつ浮遊感漂うドリームポップやシューゲイザー寄りの音色を取り入れた野心作だ。

プログレッシブ寄りの技巧的な音色は全くもって形を潜め、リヨが愛するデヴィット・ギルモアのような哀愁漂うギターソロは存在しない。

「コンパクト」以降、新しいプログレッシブ・ロックを探求していったkoochewsenがたどり着いた音とは従来のプログレが持つ特徴を極力排して、それ以外でプログレ部分に表現しようとしている所ではないだろうか?

極力語彙を削ぎ落し、ベントラーのキーボードを前面に押し出したサビ部分は勿論、サビ前のギターの繊細な音色はそれこそプログレの醍醐味を感じさせる。


「愛のクウチュウ戦」以降、彼らがプログレバンドとして大事に持ち続けている叙情性だと思っている。
転調・変拍子・長尺であり壮大な世界観など…これらがプログレバンドの特徴の上、必須!という概念もあるけれど、個人的に一番大切なのは叙情的であるかどうかだと思う。

その点「深海魚のマーチ」は音色自体はジャズの風味を纏っているが、「ヴィーナス~」よりも”クウチュウ戦”として以前から持ちつづけてる叙情的な部分が顕著に表れている楽曲だ。

謡曲的な節回し、泣きのギターソロ、key.ベントラーカヲルのピアノソロは彼の敬愛する三柴理を連想させる。


話は脱線するけど、新●月というプログレバンドがいる。
このバンド、技術的な面の問題で技巧派寄りの楽曲が出来ない(結成当時の話)という理由から叙情性に訴えかけるフレーズで攻めた楽曲作りをしていた、という。(その叙情的フレーズ一点攻めをしたアルバム”新●月”はジャパンプログレの名盤なので是非必聴)

koochewsenは決して技術面が稚拙なバンドではない。確かに曲調は数年前の楽曲とは大きく様変わりしたが、その年数が彼らの演奏技術を高めたし、ガワが変わっても叙情的な部分を失わない限りやはり彼らはプログレバンドなのだ。


昨今の日本のバンド事情は細分化に細分化を重ねて最早ボーダーレスならぬジャンルレスと化しつつある。
その中で一プログレバンドが変わっていくのは最早当たり前でしかなく、プログレ本来の意味が持つ革新的・前衛的を常に体現しているように感じる。

最近のライヴでは「プログレ」時代の曲も入り乱れ、全てを含めて新しい”koochewsen”を形作っている。
リヨのいう””である必要がなくなった、というのはそんな彼らの楽曲のジャンルレス化を表しているのではないだろうか?

これから更にどんなプログレ(革新)を見せてくれるのか非常に楽しみだ。

愛を語るクウチュウ戦を観たい、聴きたい、語りたい……first love tour report 17.09.16

会社の同僚仲間でBBQをするので来ませんか?と誘ってくれたのにも関わらず、

「名古屋にライヴ見に行くんで無理です」

と、せっかくの懇意を断ってコミュ障が向かったクウチュウ戦@名古屋Club Rock'n Roll。


PM18:10頃、客席がまだかまだかと気がせく中暗転。お馴染みのYES”Siberian Khatru”が流れ始める。
ユートピアのMVの恰好でメンバーが登場。”Siberian Khatru”の長いイントロが終わりに差し掛かる瞬間、
クウチュウ戦ワンマン2日目が”追跡されてる”でスタートした。


続けざまに”セクシーホモサピエンス”、”インドのタクシー”などのMVにもなっている曲で場を暖めていく。


顔に似合わないゴリゴリの音圧を響かせるステージ上手のBa.由美子。視線を下手に向ければkey.ベントラーカオルがアグレッシブに客を煽りにかかる。

後方にはMVでは落ち着いた雰囲気を醸し出すDr.アバシリのダイナミックなプレイが目に入り、中央ではVo/Gt.リヨが泣きのギターソロを掻き鳴らす……一曲一曲が堪らない。


しかしながら、その場の高揚感が最初のピークに達したのは、”佐知子”の演奏だと思う。


クウチュウ戦「佐知子」MV

正直、佐知子のMVを最初に見た時の印象はお世辞にも良いものではなかった。
小芝居が間に挟まるせいで曲が転調しているというよりはブツ切りになっていてテンポが悪いし、間延びしていてダレる。

あの映像を含めて”プログレ(前衛的)”と言われればそうかもしれないけど、個人的には受け付けないなぁ…まぁ古い曲だしライヴのでもそうそう演らないだろう…。

そんな印象を持ちながら聴いた佐知子は当初同じ曲とは思えなかった。
凄まじい音圧と音の情報量に、頭がショートしながら何の曲だっけ?新曲?と思いながら曲中盤、
Vo.リヨが「佐知子~佐知子~」と歌いだしてやっと気が付く。


えーっ!この曲こんなカッコよかったの!?!?


スタジオ盤とライヴ盤では同じ曲でも違って聞こえる、っていう事は往々にしてよくあることだけれど、その感覚を良い印象を持って生で味わうことが出来るのはファン冥利に尽きるとしか言いようがない。

プログレ”の頃から4枚のアルバムを経て培った技術力と表現力がこの佐知子を作り上げているんだなぁ…と思うとなんだか感慨深いものがあり、なんだかちょっと泣けてきてしまった。
年を重ねることに涙腺が弱くなるのは老化した証拠だなと思いながらも演奏後、今ライヴ1番の拍手と喝采が贈られたのは、そう感じた人も多かったからだと今でも勝手に思っている。


そこからは怒涛の後半戦。”アモーレ”から”愛去ってhealing”の繋ぎはナルホド!そうくるかと唸ったし、そこから間髪入れず”ぼくのことすき”に繋いでいくのは意表を突かれながらも、決して前曲、前々曲の雰囲気を壊さずに終盤へ繋ぐのは流石だなと感心してしまった。

本編ラストは”白い十代”
約束された何某…という言葉を使うのは野暮なほど素晴らしい演奏。

その後ダブル・アンコールまで熱気は冷めやまぬまま約90分の公演は終了。
約一年ぶりのクウチュウ戦だったけれど、確実に去年よりも満足感を得られたライヴでした。


今月28日には東京での最終公演も控えているので、パワーアップしたクウチュウ戦を観たいorこんな駄文でご興味を持たれれば是非ご参加ください。

客層が読めない?ので怖いな、と言うような話もチラホラ聞きますが、職場のBBQより確実にハードルは低いですよ_(:3 」∠)_



koochewsen.onamae.jp

ファッション雑誌みたいな名前のFUUDGEに心トキメク

Bandcumpを初めて早1月。

 

ずっとpaypalでしか買えないと思ってたので購入は様子見をしていたのですが、この度クレジットカードが使えることが分かったので思い切っていくつか買ってみました。

 

その中で個人的に一番熱いのがカナダ、モントリオールのロックバンド"FUDGE"………じゃないわ、ベネディクト・カンバーバッチみたいな長身細身モデルが街で気取ったポーズ取ってる雑誌と違うわ

 

"FUUDGE"です、"FUUDGE"


Fuudge - Innocent [Vidéoclip officiel]

 

 

FUUDGEは16年に結成されたフランス系のコミュニティに属するロックバンド。今まで2枚のEPを発表。6月から国内でツアーも始まっており、カナダ国内では売り出し中の注目株の模様(例によってガバガバ訳の情報なので違っている可能性は大いにアリ)

 

1stEPではカナダのGAMIQ2016と言うミュージックアワードのロック部門で最優秀賞を受賞していたり、最近の地元のラジオ局に出演したりと、一定の評価はは受けているみたい。


FUDGE - JU - 28 MARS 2016

 

曲調的にはいい意味で音が詰まっていない感じ。

最近はこういう無駄な音をできるだけ減らして重低音を鳴らすバンドが結構好き。

 

かと言ってただ減らすだけじゃなく、コーラスワークやギターソロなど凝りたいところには全力で音を差し込んでくる曲もあって、一辺倒にならないよう工夫にしてるのも好感が持てます。

 また、凝ってるところが何処か哀愁を感じるメロディーで……アルゼンチンロックみたいで良いんですよ

 


Anges et éthanol

 

地続きながらも、USロック感とは異なるのは、フランス語圏の力なのか?カナダの雄FUUDGE。iTunesでも楽曲購入出来るのでクレカやpaypalの使えない十代にもオススメ。毎月の給料明細をみて肩を落とす自分を含めた大人にはBandcumpだとiTunesより2~3割程度割安で購入できるのでこれを機に初めて見るのもアリだと思いますよ。

 

 

EP

EP

  • FUUDGE
  • インディー・ロック
  • ¥750
Man! EP2

Man! EP2

  • FUUDGE
  • フレンチポップ
  • ¥750

 

 

 

愛を語るクウチュウ戦を語りたい……1st love album "愛のクウチュウ戦"review

クウチュウ戦の新譜が約1年ぶりに出た。

 

私の脳内ではキモカッコいい事でお馴染みのVo.リヨ氏によると、今回のアルバムは全曲いろんな意味合いでの"愛"を語ったアルバムらしい。

 

愛なんて恋なんてロシナンテ……という今のティーンには刺さらないであろうネタしか思い浮かばない程、愛なんぞ枯渇して何年になるか分からないアラル海野郎の私。ついていけるだろうか……などと思いつつも手に取って聴いてみました。

 

クウチュウ戦の紹介は以前行なっているので詳しい部分は割愛しますが、大雑把に言うと、宇宙人や惑星などをテーマに歌う70'sプログレ風味のバンド、という位置づけ。

 

しかし、今回はその枠組みから飛び出して、前作とはまた違った部分に寄ってきた感じ。歌謡曲テイストは残しつつも、80年代~90年代初頭のシティポップっぽい曲が増えたのかな?

シティポップが持つ 当時のオシャレ感……Wikipedia先生の言葉を拝借するなら"ローカルな要素の徹底的な切り離し、豊かさを背景にした享楽的傾向"を曲調に色濃くだしつつも、元々持っていたプログレ要素をうまーく振り塗していて気持ちが良いし、プログレが陥りやすい冗長さも感じない。

 


クウチュウ戦「セクシーホモサピエンス」 (Official Music Video)

 

また今回のアルバムは計7曲の内、2曲が既存アルバムからのセルフカバー。

ライブではお馴染みの#4「アモーレ」は既存のアルバム収録時より若干テンポが遅め。曲間の間を既存曲より大きくとっているので、人によっては間延びした印象を受けるかもしれないけれど、その"間"が歌詞の持つ、"愛する人(アモーレ)に対する口に出しきれない感情"みたいなモノを上手く表現できているように感じられgood。

 

#6「白い十代」は、このアルバムの中で異端のモロ70′sジャパン・プログレなんだけど、アルバム構成の山場感を感じられて3rdである"超能力セレナーデ"とはまた違うメロウな雰囲気を醸し出す事に成功しています。


クウチュウ戦/白い十代(2015年12月3日dues新宿ライブ)

 

 個人的な印象としては前作よりもアダルトな面が増したように感じた一作。

9月からはレコ発のツアーも始まるので今後も動向をが楽しみなバンドです。

 

 

 

色眼鏡を殴り飛ばされた、ガールズバンドを「今更」……赤い公園

「ロックバンドは結局の所、男性メンバー中心のバンドが1番」

 

 

これがかれこれ30年近く生きてきた男の持論でした。

 

結局の所ガールズバンドの売りというのはまず頭に「若さ」があって、それに寄ってきた同世代の娘(こ)たちが「歌詞」に共感し、「楽曲」は三の次ぐらい。

しかもこれがメジャー出てるとなると更に「メディア受けする容姿」なんかが加わって、結局バントでなくても良いやんけ!もう良い!もう良いわ!辞めさせてもらうわッ!!!

 

と、エセ関西人化した脳内が更なる女性蔑視を唱え出し、フェミニスト団体から社会的死を告げられる未来しか見えなくなってくるので割愛。

 

 

結局の所ガールズバンドという存在を否定するわけではないけれど、自分のテリトリーには入り込まないだろうなぁというのが昔からありました。

 

そんなメンズバンド至上主義のおっさんの日々に何気なく聞いて観た赤い公園

 

チャットモンチー以降のガールズバンドはみんなチャットモンチーのフォロワーなんでしょ?SHISHAMOとかさぁ、聞いたことないけど」

 

という凝り固まった固定概念で出来上がった私の頭に強烈な一撃を与えたのが彼女たちの「今更」


赤い公園 - 今更

 え、メチャクチャカッコいいじゃん。

何この変拍子?楽器隊上手っ!何このVoの声質!今時のガールズバンドってみんなチャットモンチーみたいに可愛い子ぶった声で歌うんじゃないの!?SHISHAMOとかさぁぁぁあ!?!?

 

更にこの色彩をいじったMVが素晴らしいったらないのだ。

監督は田中秀伸氏。調べてみると淡い色調が好きな方らしく有名無名アーティストのMV、どれをみても色が淡い。

この色調の使い方が、この”今更”の浮世離れした雰囲気とうまく合っていて見ていて気持ちがいいのだ。


赤い公園 - 交信

 (同じ監督が撮った「今更」からの続き物のMV)

 

 

現在の曲調は、↑の曲が発表された頃(2013年)よりもPOP寄りになって大分聴きやすいものになっているけれど、要所要所で面白い事をやっていてそれもそれで堪らない。


赤い公園 - 絶対的な関係 (MV Full Ver.) 【フジテレビ土ドラ「ロストデイズ」主題歌 】

 (1:25~の歪みきったGt.のが堪らない)

 

今年6/21に新曲も発売する赤い公園、これからも自分みたいな色眼鏡野郎どもの鼻を明かしていって貰いたい稀有なバンドです。

 

journey(通常盤)

journey(通常盤)

 

 

US発厨二ネームバンド、Not blood paintの”安定感のある不安定さ”が好き

Bandcampを始めてみました。

 

楽曲共有を主とするSNSは昔からMyspaceがあったし、アプリが一般的になってからはSoundCloudが一般的に流行ってるけれど、小学生並の英語の読解力しかない自分にとっては直感的に使用できるBandcampが一番使い易いです。

 

アプリをタップして~カテゴリー項目でrockを選んで~細かい設定でとりあえずprog rockを選んで~…えーっととりあえず良いジャケ写に行き着いたらとりあえずテキトーにとりあえず聞いてみよう。

 

という軽い感じで小一時間。

 

その中で一番気に入ったジャケ、Not blood paintの”Believing Is Believing”。

Believing Is Believing

お知らせします、最高です(小並感)

 

バンドは世界観」(笑)が個人的に楽曲を聴くにあたって一番重視する部分なのですが、Not blood paintは重視する基準を大きく上回ってるんですよ、嬉しい事に!

 

演奏技術の高さもさることながら、楽曲の持つ不安定感が素晴らしい。


“Neighbor” by Not Blood Paint - BTR Live Studio [ep554]

 似ているバンドとしてTHE DEAR HUNTERが近しいな、と思っているのですが(楽曲の劇場的な展開と重低音を響かせ方とか)、その他にも無駄に凝った衣装や曲の出だしがDEVOなんかのニューウェーブ系っぽかったり、かと思ったらQUEENのコーラスパートみたいなものを突如挟んでみたり、突如楽器手放して踊ってみたり…とやりたい事のごった煮状態。


Not Blood Paint - " Heartbeat"

(普段からこんな感じてライブしてるみたい。twitterみてたら女装して演奏してる写真ありました)

 

けれど、けっして美味いもんたくさん入れとけば相乗効果で美味くなんだろという感じでいろんな要素を足しているわけではなくて、ちゃんと自分たちが好きな曲の要素を取捨選択して入れているう感じがわかるのが良い。次の曲は何を仕掛けてくるんだろう?という好奇心をくすぐる展開がたまらないワケです。

 

NYのブルックリンを中心に活動する彼らは08年結成。それ以外はよく分からん(´・(ェ)・`)

(HP頑張って読んでみたけどミシガン州の同じ高校出身の4人組で”神話”を奏でるバンド、という事しか分からんかった。)

 

youtubeの再生回数をみれば売れてないのは丸分かりなんだけど、2017年東の端の島国から一番推していきたいバンドとなりました。売れろ!

 

 

Believing Is Believing

Believing Is Believing

  • Not Blood Paint
  • ロック
  • ¥1500